洞島中哉

別れと予測される成長
 スピーディな文章と、王道かつ個性的なキャラクターで編まれた質の高いショートショートでした。  初めの足の小指をぶつけるクダリは所謂「外し」でしょうが、それも王子の真面目ながらちょっとおとぼけの入ったキャラ像が演出されていて、良いと思いました。  読んでいて字滑りもなく、楽しく快適な読書体験をさせていただきました。  ただ、あえて言及する所があるとすれば、戦に赴くことが確定した時点で、ペレトの運命が察せられてしまったことがやや残念でした。もう少し、意外性を求めてもよかったかとは思います。  とは言っても、王子がこれからそれを乗り越えて、覇道を歩むのがこのお話の続く先と思いますので、それを前提とするならば、あえて奇をてらう必要はないのかも。  いずれにせよ、楽しく読ませていただきました。
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コメントありがとうございます! 励みになります! コメントが編集の方では? と思うほど的確に書かれていて大変参考になり、ありがたいです。 良い点から次に気になる点を書いてくださり、フィードバック慣れをされているのが伝わってきます。 そんな方に読んでいただき、コメントを頂ける事が本当に感謝しかないです。 ありがとうございます!
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いえいえ、とんでもない。 折角読ませていただきましたので、つらつらと述べさせて頂いたまでです。 あと、図々しいようで申し訳ないのですが、もしよければ拙作も覗きに来ていただければと。ジャンルは違えど、同じ物語ですので、読んで頂ければ得るものはゼロではないかと思います。 では、よしなに。
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