小原瑞樹

偶然の出会いが人生を変える。
目が見えなくなる恐怖に晒されながらもそのことに絶望せず、むしろ目が見える今の瞬間を大切にしたいというサオリの生き様がとても印象的でした。 苦しくても懸命に走り続けるサオリの姿は、彼女の生き方そのものを表しているようです。 そんなサオリのひたむきさに触れているうち、傷心の主人公も人生への希望を取り戻していく。 伴走者の大切さを教えてくれる、読了感のよい爽やかな一作です。
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小原瑞樹様 コメント有難うございます。 東京パラリンピックを観ている時に聞いた「失われたものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ」と言う言葉が頭に残っていたので、これをテーマに書いてみました。
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