黒薔薇

ありがとうございました
こういう時はネタバレにならない内容を心がけなければと思うあまり、どうでもいいようなことを並べてしまうものなのですね。 あまり長くお時間を頂くのもあれなので簡潔に参ります。 わたしは物心ついた時からファンタジーが圧倒的に好きでずっと読んできたのですが、こういうお話を読んだのは初めてです。 いわば貴男というジャンルがあるのだと確信しました。 生きること、消えること。消すこと。忘れること。 意図的に、忘却すること。喪うこと。護ること。 裏切り、欺き、苦痛。 どの局面に於いても、貴男のキャラクターは鮮やかで、雄弁で、心に残ります。 生きているセリフを話しているように聞こえるのは、きっとそれが貴男の内側から滲むものに裏打ちされているからなのでしょう。 お伝えしたいことは尽きませんが、この辺りにしておきます。 じめじめと良い季節になって参りました。 創作の舞台としては、ですが。 お身体ご自愛下さいませ。 黒薔薇
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