二人の成長が素敵な作品でした。
前回のお話からは見えなかった事実や二人の山あり谷ありなラブラブが見られる物語でした。 とにかく、課長が優しいんです。 優しいと同時にこんなに佐藤くんのこと本気で考えてくれてて気にかけてくれていたんだぁと、前回の短編を読んだ私はしみじみ心が暖かくなりました。 佐藤くんの過去、課長の辿ってきた過去。 佐藤くんが今のようになってしまったのは比べられて生きてきたからなのだなぁと。 もっと頑張らないとって思う気持ちが悲しすぎる理由で、真面目な子ほど心の内にいろいろなことを抱えて生きているものですし、何でも「自分がこうだから」って周りより自分の非を見ようとするんですよね。 私も課長と同じで真面目すぎると思いました。そしてそんな子は優しい子なんですよね。 でも、課長も小さい頃にいろいろあって今のように淡白になっちゃったというのが…そんな自分の気持ちを隠して生きてきた時に、課長にはアキラという大切な存在で心を支えられていたんですね。犬って、嘘をつかないし、いつも寄り添っていてくれる優しい生き物ですよね。 でも、その分寿命も短い…別れは物凄く辛いものです。大切であればあるほど。 そして二人の好きになった相手がまさかの親と息子!意外なところに二人には意外な接点があってこの世界は広いようで狭いなぁと。そんなことって結構ありますよね、リアルでも( ´∀`) 話が進むに連れ、佐藤くんに当たっていた宮原さんが佐藤くんのことが好きという事実に二重の驚き! 途中の課長がマレーシアに行ってしまったときの二人の心情が切なくて切なくて。 遠距離恋愛って辛いよねってめちゃくちゃ共感してました。 その後の課長が元恋人に無理矢理されたあとの傷心した場面が何とも辛い。 なんで無理矢理したのか、その理由がわかっても、佐藤くんのことを考えると言い出せない課長の気持ちも痛いほど読者に伝わってきました。 体の関係のことって、とっても大切な人だからこそ、言い出しづらいんですよね。 でも、そんな課長を愛という心で受け止める佐藤くんの成長っぷりが、感涙してしまいました。 あの佐藤くんが…こんなに立派になって…。もう、我が子の成長を見守る母の気分です。 後半になるにつれて、最初は課長が佐藤くんを支えていたのが、いつの間にか佐藤くんが課長を支える側に、そして最後は二人が対等な関係になるのが尊過ぎる…。 (2分割失礼します…泣)
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佐藤くんに自分の愛のすべてを捧げる課長がたまらなく好きです!この二人ヤバすぎます。 今回の課長視点の語り口調がいつもとは違った良さを出していてこういう形もとても読みやすくて入り込みやすくて素敵でした。 二人で営むお店の名前は物語とタイトルの肝の「犬(ワンコ)」なのも素敵です…。 どうかこの先も二人と一匹、末永くお幸せに、と微笑ましくなる最後になっていて私も幸せをたくさんいただきました。 ちょっと纏まりのない感想になりましたが、素敵な作品を読ませていただきありがとうございました! すみません…2分割になってしまいました…( ;∀;) 申し訳ございません…m(_ _;)m
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ひまわり様ー!!!ありがとうございます(*≧∀≦*)本作品をすごく深く読みこんでくださって、とっても嬉しいです(T-T) 今回も名レビューをいただけて本当に恐縮です( ;∀;) リストにも追加していただき、舞い上がる気持ちでいます。
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ひまわり様ー!ありがとうございます(*≧∀≦*)お返事、レビューいただいた第二弾の方にさせていただきました。
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