二重のどんでん返し
 まだTwitterで紹介されていないので、あまり力になりませんが、ここに拙い感想をしたためさせて頂きます。  この作品は最初は一風変わった恋愛小説と思わせ、結末近くにどんでん返しがあります。  実は社会問題を扱った結末近くのどんでん返し自体、傑作の多い末苑さんの作品として読んだ場合、文句なしに水準作ではありますが、それ以上の作品ではありません。  エブのコンテストは知りませんが、プロを選抜するコンテストならば、 「現代社会の問題を安易に結末とした作品」 と問題点を指摘され、最終選考くらいで終わるのではないかと思います。  この作品の紛うことなく秀逸な点は、読者の胸に「官能の刺激」という余韻を残すもうひとつのどんでん返しの存在でしょう。  最後のどんでん返しがあるからこそ、最初のどんでん返しが相乗効果を持って活きてきます。  正直にいってこの作品を読み、 「末苑さんはすご過ぎる。これは敵わない」 と思わず希望をなくしてしまった次第です。  そしてイラストに描かれたステキなヒロインに思わず胸キュンになったことも付け加えねば、感想としては不十分というところでしょう。  
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倉橋様 いつもお世話になっております。拙作へのレビューを頂き、誠にありがとうございます! 正直畏れ多すぎる過分なお言葉に、右往左往しております……あわわわわ💦💦💦😭✨✨✨ 官能の刺激〉仰る通り、着地の狙いはそこです! どれだけ理屈を捏ねても、生命のふしぎ・面白さは未知数だと言いたくて…… 私がうまく言葉に出来なかったことを拾って下さる倉橋先生、これからもご指導宜しくお願いします!✨✨
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