むぎゅ

おはようございます、イシキ様。 毎日暑いですよね、お身体を大事になさってください。 前の場所が一杯になったのでページ更新しました。 エブになじんできて人数稼ぎにフォローさせられた元気のいい女子中学生たちのつぶやき読んでいるだけでも楽しいのですかw それでも、久に池〇正太郎を読むと、たとえばこういうことをやっています。隠居した老剣客のもとへ昔の門弟がたずねてきて「先生、今度の試合でわざと負けてもいいでしょうか」と八百長の許可を得ようとする。すると意外にも先生は「いいよ」と許す。 剣客〇売の「雷神」という話です。 剣客にとって八百長などはもってのほかなわけで、許されるはずがない。それを老剣客秋山小平が「許可する」ことで話が「話」になるわけです。 読者の理解の上で、この許可が「本当はイケないこと」だと説明しておかなければならないのですが、作者はそこを、息子の大治郎にしかめ面をさせることで十分に間に合わせている。いちいち『武士道にもとるナントカ…』なんて説明するよりよほどすっきりしています。 そして、こういうのが技術なんですよね。リクツで説明するより具体的な態度で表現したほうがよいわけです。文学上そのほうが高級です。 中学生に技術は求めませんが、大人には期待したいです。
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