光乃えみり

こんな洋食屋さんがあったらぜひ行きたい!
主人公のコレットは世間知らずのお嬢様。 冒頭から父親に「アホ」と称され家を追い出されてしまい、色んな意味で 「だ、大丈夫なのこの子?」と心配になりますが、実は真面目で思いやりのあるとても良い子だということがすぐにわかります。 困っていたところを洋食屋の店主・新島さんに拾われて働くコレットは素直で一所懸命で、その明るさと笑顔でお店を照らしていきます。 無愛想な新島さん(硬派なイケメン)も、ちょっぴり不器用なところがありつつも、優しく誠実で、自分が悪いと思ったら素直に謝ったり、コレットの良いところを褒めてくれたりと、すてきな人。 読んでいて応援したくなる、とても魅力的なキャラクターなのです。 ふたりはお店に訪れる様々なお客さんに、心をこめておいしい料理と優しい時間を提供します。 毎回登場する料理のおいしそうなことはもちろんですが、コレットと新島さんの真心と、お客さんの笑顔に胸があたたかくなります。 思わずハッとしてしまう良いセリフも満載です。お互いに学び合い成長しながら、だんだんと距離が近づいていくふたりの関係にもほっこり&胸キュンします。 ところで、食に興味が薄い読者にとっては、グルメ作品は調理シーンが退屈に感じてしまったり、変わった食材や用語、食通のこだわり描写に置いてけぼりにされたりして楽しめないことがあるかと思います。(私がそうなのです…笑) ですが本作は全くそんなことがなく、メニューは誰もが「食べたい」と思えるなじみのあるものばかりで、調理シーンはわかりやすく簡潔、きちんと内容が伝わってきます(作者様の文章がお上手なのです)。おいしそうで、わくわくして、自分でも作ってみたくなるのです。 食事シーンもシンプルにおいしさと喜びが伝わってきて、読み手も一緒に笑顔になれます。 レストランより親しみがあって、家庭料理よりも特別。そんな「洋食屋さん」という魅力的な舞台でくり広げられる、おいしい料理と優しいひととき、そして微笑ましい恋の行方。 未読の方はぜひ読んでみてくださいませ。 コレットの可愛い笑顔と新島さんの料理が読む人をあたたかく迎えてくれますよ。
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コメントありがとうございます。 とても丁寧で素敵な感想に、この作品を書いてよかったと心から思いました! グルメ系のお話を書くのはほぼ初めての状態でしたので、退屈ではないか?と不安に思っていましたが、すこしでも楽しんでいただけたなら幸いでございます。 文章、ストーリー、キャラ設定についても改稿すべきだと自覚しており、またそのような評価もいただきましたので、すこしずつ良い形に仕上げていけるように頑張りたいです。 読んでくださって本当にありがとうございました!
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面白かったです! とっても楽しくてすてきな物語をどうもありがとうございました! 改稿される予定なのですね…! いつかこの作品が賞をとって本になったりコミック化したり←(キャラクターや料理が絵になるところを見たい…!)する日がきたら嬉しいです。 こっそりと応援しております~ |〃´ω`〃)و⚐゛
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