フルムーン

【突然ですが、壁ドンしてみた】 ③犬飼貴志の場合 壁ドンッ 如「でけぇな」 犬「かいちょ、かわい」 如「そこはかっこいいって言ってくれ」 飼い主に構ってもらえて尻尾をブンブン振り回す大型犬 〜逆ver〜 犬「かべどん」 如「あれ、デジャヴ…?」 犬「…きょうは、ねつ、」←左手でそっと会長のおでこを触る 如「ねーよ」 犬「よかった」ホッ 如「……」ホッ ホッとするワンコ書記にホッとする会長でした。 二人の絡みはポワンポワンしててただただ癒しでしかない。 ④名雲真広+真斗の場合 如「壁ドンー」←慣れてきたご様子 広「わぁ!結構近い!」ドキドキ 斗「近くで見るとれーちゃんて本当美形…」ドキドキ 如「ありがとな」褒められて嬉しかったので頭ナデナデ 〜逆ver〜 広・斗「「どーん♪」」←両サイドから壁ドン 如「……」←あまりの可愛さに言葉を失う 広「キュンとした?」 如「した、めっちゃした」←大事なことなので2回言う 斗「ドキッとした?」 如「ドキ…?」 広「んー、ときめかせるのは僕達にはまだ早かったかー」 斗「涼ちゃんレベルになるまでは険しい道だねー」 如「お前らはずっとそのままでいいんだぞ?」 広・斗「「……」」キュンッ 無自覚天然タラシな会長と、そんな会長にキュンキュンする可愛らしい双子庶務でした。 ⑤九条千紘の場合 壁ドン、 如「どう…?」首コテッ 千「…、とても新鮮かと」 如「こうすると世の女性はときめくらしい」 千「零様の場合、女性に限定されません」 如「ほー。んじゃお前もときめいたか」 千「さて、どうでしょう^^」 含み笑う至って冷静な千紘さん 〜逆ver〜 千「零様、」スッと壁に手を置く 如「…」 千「好きです」真剣な表情 如「〜ッ、今は、そんな演技いらねぇって…」 千「俺が思うに、こういうのはシチュエーションが大事だと思うんです」ニコニコ 如「…、」 千「零様」ジッ 如「な、なに」つられてジッ 千「俺を好きになって下さい」一歩前に出てさらに距離を詰める 如「ッ、きぶ!きぶきぶ!」体の前で必死にバッテンを作る 演技とはいえ皇子様からの超直球な台詞に恥ずかしくなって降参する会長と、この程度で降参してしまう会長を微笑ましく思う親衛隊隊長でした。 続く。
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