鷹取 はるな

風を追うに似ている!
(以下、P1~38までを読んでの感想となります) 全く個人的になのですが、私は表紙からもう既に作品中の第一ページ目だと考えています。 本作品の表紙には期待で胸が膨らみ、高鳴るような魅惑的な言葉の数々が記されていました。 その中でもひとこと紹介文に記されていた、「小さな村の(ちょっと特殊で秘密だらけ)少年」とは一体どんな村で、どんな少年なのか・・・・・・ 断然興味をそそられました。 私は常日頃から、「読書とは、その作品の『世界』を旅することだ」と思い臨んでいます。 ファンタジーであればなおのこと、その思いは強いです。 意気揚々といざ!本文を読み始め、その少年ナオトが暮らす村へと行ってみました。 ――すると、まぁ何と目の回ること回ること‼ 高所恐怖症な上に三半規管が脆弱な私では、実際に訪れることは叶わないような場所でした。 そんな体験さえも安心安全に出来てしまうのが、読書の醍醐味の一つだと思われます。 風の様にクルクルと目まぐるしく感情を表情を変える、実に活発なナオト。 せいぜい彼に振り落とされないように、必死になってついていく心持ちで拝読させて頂きました。 本作品は疾走感あふれるアクション満載の本格的なファンタジーでありながら、ジャンルはBLです。 何とも贅沢なお話です。 ゲスで下世話な私は、恋愛要素にも出歯亀根性丸出しで興味津々でした。 作品の中盤あたりで挟み込まれている人物紹介には色々な人物が語られていますが、やはり気になるのはメインCPの二人です。 ナオトの運命の相手であるノーマンはさすがに「一国の第2王子」なだけのことはあり、とても紳士的で尚且つ理性的。 やんごとなき生まれ育ち故にか、全くガツガツしていません。 ナオトよりも七才上という年の差も大いに関係しているかと思われます。 そんなノーマンが、タグにある「#R-18の予定」をどう体現していくのか・・・・・・(ナオトが、とは全く思っていない) その点でも大いに「期待で胸が膨らみ、高鳴り」ます。 この感想のタイトルへと掲げたのは、旧約聖書「伝道の書」の一節です。 本来であれば、その前に「すべては空しいことだ」の一文が入ります。 しかし、ナオトとノーマンと、彼ら二人を取り巻く人々と生きる世界とを追うのはけして「空しい」ことなどではありません。 むしろ「楽しい」ことなのだろうと、私は思います。
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感想ありがとうございました! すごく楽しみにしてたのでめっちゃ嬉しいです!! 書きながらいつも伝えたいことが伝わってるかすごく不安になりつつも書いてましたがこの感想をいただいてそれが伝わってるようなので少し安心しました! おそらくこれから1番悩むのはR18なシーンなのですが後々頑張って書こうと思います。 他にもこれからどんどんストーリーを展開させてややこしくなったり、ついていきにくい展開になったりもすると思いますが私と一緒にこれを読んで楽しんでくださる方々とドギマギハラハラしながらこの先の二人を見守っていただければと思います! とても素晴らしい感想ありがとうございました!
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ご丁寧にどうもありがとうございます。 本当はメインの二人以外のキャラクターたちについても語りたかったのですが、収集がつかなくなるので泣く泣く断念致しました。 レムとレインとヴィクセンとが好きです。 これからも楽しみにお話を追わせて頂きます。 どうぞよろしくお願い致します<(_ _)>
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