絵空事

情景と感情の描写が秀逸な作品
読んでいても、読み終わっても、決してスッキリとああ楽しかったとなる作品ではありません。 偏った考えで、一線を超えてしまう主人公。そして、その一線を越えさせるような煽りをした級友たち。そして、その煽りの首謀者。誰にも感情移入できないし、殺されても可哀想と思えない。 そんな作品なのに、銃を持った表現や主人公の感情の表現がとてもリアルで、その世界観に引き込まれていきます。 読んだ後も、その臨場感が頭の中から抜けるのに時間がかかるほど。 表現といったモノを勉強するには、とても適した作品です。ただ、読んだなら、きっとあなたもその臨場感に支配されて、逃げ惑うことでしょう。 イベントへご参加頂き、ありがとうございました♫
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