殺伐としたタイトルの、耽美すら感じる世界作品
‶ゴミ屋敷”とタイトルを読んで、誰がこんな世界を想像するだろうか。 800文字しかないのにここまで屋敷内部の描写に文字数を割いたのは、全て少女の居る情景を際立たせる為か。 艶めく黒髪、あどけない佇まい、そして文庫本の妙。不可侵の領域である空間が、読む者に畏れにも似た感情を呼び起こします。そして惹き込まれてしまう。 ラスト、作者はそれを剥ぎ取るように主人公を現実の世界へと送る。 囚われては終わりなのだと、幻想がどんなに魅力的であろうと生きている以上は現実に希望を見いだせと。 そして、現実になかなか希望を見い出せない者は特に気を付けろ、と読者に警鐘を鳴らしています。 ずんどこに深い作品でした_(_^_)_
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またまたえらい美しい感想文をありがとうございます……! 現実より幻想に価値を見出してしまう人間にとっての最適解、私はまだ見つかっていませんね……でも探し続けるしかない、現実に。ありがとうございました!
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私がすぐ妄想・幻想に逃げ込むタイプなので、めっちゃ怖かったです(*´Д`) というか勝手に感じたままをレビューしてしまいましたが、意図するところと違っていたらごめんなさい。 お祭りに免じてお許しください_(_^_)_ こちらこそ、素敵な作品をありがとうございます! おかげさまでオマケ本にはもったいないクオリティになります✨(*´∀`*)
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