独楽 悠

色んな"好き"がたくさん詰まった物語です。
こういうジャンルは初めて読ませて頂きました。 近未来・平行世界・宇宙科学・平和と戦争・望郷・家族愛・恋愛… 大長編の中に詰まったこれらを始めとする沢山の要素が、ゆったりと穏やかにひとつひとつ丁寧に描かれ、確かに進展しながら語られていきます。 読んでいて好きだった点は、キャラクターがこれでもかとばかりにたくさん登場してくるのに全員に個性があり、愛着の持てる人々ばかりだったこと。 そして会話の間に挟まれる心情がコミカルで、思わずふふっと笑ってしまうものばかりだったこと、です。 緊迫した冒頭から群像劇のような道中を経て、きちんと風呂敷が畳まれていく様を、是非体感して頂きたく思います。
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身に余る素敵な感想を、ありがとうございます。 このコメントを読んで、これからも頑張りたいと思いました😆
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