イヴェール

この度、 『本「棚」貸します』☆200 『網戸からネコ様が』☆300 『猫ばばぁ、現る』☆500 『ずるずる』☆600 『眠れるワニャンの勇者』☆800 『才色兼備な先輩が告白させてくれない』☆800 『つづきが気になる?! 書きかけ・プロット集』☆900 になりました。 また『大人には分かる辛さ』☆40&トレンドランキング21位 になりました。 いつも閲覧、本棚追加、☆(スター)やページスタンプ、 フォローなどをしてくださった方、本当にありがとうございます。 夏休みに入り、図書館ではお子さん、 その保護者さんの利用率がかなり上がりました。 たまには、司書らしく絵本の紹介でもしたいと思います。 『マイロのスケッチブック』 作:マット・デ・ラ・ペーニャ 絵:クリスチャン・ロビンソン 訳: 石津 ちひろ 出版社: 鈴木出版 こちらの作品は個人的に良いと思いました。 「主人公のマイロが離れて暮らす母親の元まで地下鉄で向かう間、 緊張を紛らわすために見かけた人の生活を想像し、 スケッチブックに描いていく」というのが主なあらすじです。 「人は見かけによらない」というのがテーマの作品ですが、 確かにそういう偏見で見てしまうけど、 別の可能性もあるんだなぁ、とマイロの心情に共感し、 見かけで判断してはいけない、のような 直接的な言い方よりも心に残りました。 ストーリーの途中で王子様のような男の子を見かける場面や 母親と再会する場面があるのですが、 「こういう可能性もありえるのか」と驚きました。 気になった方は、ぜひ本屋さんや図書館で手に取っていただけると幸いです。 また近年、「偏見をなくそう!」という動きが増えつつありますが、 そうすると「意外性」「ギャップ」という概念はなくなっていくのでしょうか? こういうのは、ある種の偏見やステレオタイプがあるからこそ 発生するようなものの気がするのですが・・・・・・。 「優しいはずがない」という偏見があるから 子犬を助ける不良にギャップ萌えを感じるみたいな? それはまた違う扱いになるんですかね・・・・・・どうなんだろう? 長々と語ってしまいましたが、 これからも精進して参りますので、 よろしくお願い申し上げます。 では、また!
18件

この投稿に対するコメントはありません