食えない小説家になることを宣言しようと思えました。
書く人の内面を描くと言う新しい試みで、自分の創作意欲と書く動機を刺激されました。ここでは、私が受けた刺激について書きたいと思うので、自分語りが長くなることご了承ください。 この小説を通して、気になったのは、世間にある『小説を書くことと、職業としての小説家になることが回転寿司のレーンのように地続きなのは何故なんだろう』と言うことです。車を運転するのがすきだから、写真撮影がすきだから、プロになりたい、と言う人はほぼいないのに。自分も楽しいから書き始めたけど、今は自分が最も読みたいものを書く、が目的になっています。 ここ数ヶ月、身体の調子が悪かったり、世間でフィクションのような出来事が実際に起きたりして、世界が変わっているから自分も変わらなくちゃ、と言う思いで動き、完結して数人にだけ見せた小説を先月から投稿しはじめました。 人に見せる、と言うのは本当にドキドキするし、アクセスの一件に一喜一憂してしまう自分もいてSNS依存の気持ちも少し体感できました。 私はプロ編集者の村松幸平さんの文章秘伝というメルマガを長年愛読してきて、最後のメルマガのメッセージが「小説家になりたいと言っている人は、今すぐ食えない小説家になりなさい」でした。食えない小説家を名乗るほど小説を書きたいわけでもない……と思っていたけれど、智子さんの夢に向かっていく姿に惹かれて、私も売れない美術家みたいに、趣味:小説、じゃなくて食えない小説家として堂々と夢を追っていこうと思いました。ありがとうございました!
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熱意あるご感想をありがとうございます! 本作は自身の体験を元にエッセイ的に書いたものでしたが、それが創作意欲の刺激に繋がったということで、お役に立てたことが本当に嬉しいです。 確かに、小説を書く=小説家になる、ということが地続きで考えられているのは不思議ですよね。かくいう私も小説投稿サイトを利用するまでは、小説を書く人は自分も含めて全員プロを目指しているものと思っていました。 人に自作を見せるのは緊張しますよね……。気にしてはいけないと思いつつも閲覧数や星の数に一喜一憂してしまって。そうやって振り回されるたびに、自分一人だけのものにしておいた方が楽なのでは? と考えてしまいます。 趣味と
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早速のお返事ありがとうございます! 時間や気持ちのゆとりが無い中でも、小説を書くことは消せないなら、世界と自分を変える覚悟を持ってやろうかなと思えました。思っているだけのことを、言葉に表して宣言するのってものすごく勇気がいるけど、その勇気をこの作品にもらえた気がします😄
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