年越し煎餅

言い訳② 小説で近江国(滋賀県)を書いているが、近江国の人物は豊臣秀吉のお陰で数多く登場するが経歴に謎が多い。 その中の一人が大谷吉継である。 大谷吉継には九州出身説と近江国出身説がある。 これは大谷吉継の父親を大谷盛治とすれば九州出身となり、大谷吉定とすれば近江国出身となる。 しかし1585年には大谷吉継が豊臣秀吉から敦賀5万石を貰っていることから近江国出身説を採った。 では大谷吉継の父親は大谷吉定なのかと言えば、そうではない。 大谷吉定は朝妻氏の一族で……と家伝があるが、朝妻氏は余呉湖近くの鍛冶師系の一族で京極氏や浅井氏に仕えたが、大谷氏の名前がない。 しかし近江国でもう一人、大谷吉房という人物が旧六角氏の家臣でいる。 この大谷吉房は元々御上氏の一族で御上七党出身である。 1568年に織田信長が六角氏を滅ぼして、大谷吉房は息子の大谷紀之介を伴って長浜近くへ逃げたのだろう。 私はそこで大谷吉継の父親を大谷吉房と仮定することにした。 因みに大谷吉房も鍛冶師に縁がある。
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UPをしてしまったコメントは修正出来ないのかぁー(ノ_・,)
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ミスに気がついて、 書き直ししたい時に困りますね(^_^;)

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