「読みます企画」ご参加ありがとうございました。
主人公、佐倉歩  高校1年 ヒロイン 高月リツ花  詩のような文体です。欲を言えばもっと描写をして欲しかった。 主人公、佐倉歩は平均的な高校1年生。ヒロイン高月リツ花は美しさで異彩を放つ存在。リツ花のファンは多い。 佐倉歩は放課後、学校の裏手を歩いているとウサギ小屋のウサギを撫でる高月リツ花と出会い仲良くなるうちに佐倉歩は恋心を抱くようになる。 高嶺の花と言われたヒロイン高月リツ花だったが、家庭に恵まれず、ガールズバーでバーニー姿で働いていた(風営法はだいじょうぶなのか?) 駆け落ちを考えるが、生活力がない事を痛感。 自分たちはウサギ小屋のウサギだと揶揄する。 学校のウサギが死んでしまい高月リツ花は学校を辞めるという。 2人はキスをして別れる。 数年後、交差点で高月リツ花を見かける。 高校時代の大人になり切れていない微妙な年代の足掻いても足掻き切れない、切ない恋物語。 期待感の残る最後は良かったとおもいます。

この投稿に対するコメントはありません