あなたもニュースなどを観て、理不尽に感じことはありませんか?
【物語は】  序章により、このよろず屋ななつ星がどんな業務をしているのか、簡単な例を挙げて説明されている。  一章から、タイトルにある”藤ノ宮女子高校死亡案件”について語られていくようである。 【事件について】  こういう教師は非人道的だなと思うが、毎日のニュースを見ていると実際こういう人間がいるから驚きである。  この物語は、事件を解くものではなく理不尽に裁かれない事件について、彼らが制裁を下すという方向性の物語。    事件を起こした教師は、女子生徒が喘息持ちであり体育の見学の許可を貰っているにも関わらず、強引に激しい運動をさせ死なせた。  この時、現場にいた校長も共犯であり、事件を隠蔽しようと動いた。  これが簡単な事件のあらましである。 【現代社会に起こりうる事件】  教師に良いイメージがないのは、自分の学生時代にもそういう勘違いした教師はいたし、ニュースなどでもよく見かけるからだと思う。  倫理道徳観念の低い人間が何故教師になれるのか? それも謎で仕方がない。防げる死亡事故は多いと思う。学生は学校という場所で、本来学んだり成長していくものだが、教える側がこれではまともな人間が育たないのも頷けるというものだ。 【理不尽さの上に何を築くのか?】  作者がどんな意図や想いでこの作品を手掛けたのかは分からないが。現代社会に疑問を投げかけたり、読む人に考えさせたりする作品であることは確かである。  学校で日々怒っているいじめ。これは社会問題であり、少子化に拍車をかけているようにも思えるのに、何故ちゃんと法の下に裁かれないのか?  これは自分も怒りを感じていることである。  この物語では、事件が大人の権力によってうやむやになるのではなく、よろず屋ななつ星によって裁かれていくのだと思う。 コメント欄へ続く
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【物語の見どころ】  生徒が死亡する事件が起き、それをその学校の校長があくどいやり方でもみ消そうとした。もちろん、関係者や担任教諭、保護者が納得するわけはない。  やりたい放題の校長と事件の加害者である体育教師。  そこに目を付けたよろず屋ななつ星が制裁を下そうと事件について詳しく調べ始める。  ここで思うのは”悪いと思っていない”人間は実名でSNSをやりたがると言う件。不思議なことに良くあることだ。あまり賢くないから事件を起こすのだろうと思う。頭の良い人は先まで考えるので、事件は起こさないだろう。  事件の調査に乗り出したよろず屋、ななつ星。  実は意外なところで、意外な人物が繋がっていた
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