甘月鈴音

読み終わってからも南雲君が頭から離れません。
兎に角、凄かったです。文章が次から次えと頭に入ってきて物語に引き込まれました。 読み終えてからも数日経っても南雲君が頭から離れません。 布団に入って電気を消しても表紙絵の南雲君が浮かんできます。 縫いぐるみが、ひとつ。ふたつ。無くなるシーンは。ひ~っとなりました。 そしてここで終わりではなく、さらに、さらにっとジワジワ南雲君の怖さが迫ってきて、こちらがドキドキしました。そして南雲君の過去に同情したり、南雲くんの考え方が卑屈でなければ違ったのかもっと思ったり、でもそれが人間の心理であって、それを書き上げるのがとても凄かったです。 そしてラスト。驚きました。 いろんな感情が渦巻いて、上手く感想が言えませんが、未だに頭から離れない作品でした。 感想とか、あまりしたことないので上手く説明できませが、とても凄い作品でした。
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ご感想をありがとうございます。 まさかそんなに強烈な印象を残すとは……!なかなか難しいところもある作品でしたが、書いて本当に良かったです。 例のシーンはどう緊張感を出そうかと悩んだところでした。悩んだ甲斐がありました! 今回は「生きていた人間」がいわば恐怖の対象なので、なぜこのようなことになってしまったのか、を丁寧に書けるよう心がけたのですが、それを汲み取って色々なことを感じてくださり嬉しいです。 ラストは実は書いている途中に二回ほど案を変更したのですが、ご感想を読んでこれがベストだったのだと思いほっとしました。 こうしてご感想を書いてくださり、改めてお礼申し上げます。本当にありがとうご
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