【コメント】

横山采紅

https://estar.jp/novels/25938229 『究極リベンジタイム』第8巻、完結！読んでいただきありがとうございます、横山采紅です。今作は1巻長らく名前の出ていた『絶廻』の剣をメインに置くと言いつつ、まさかの一気に最終局面まで進みました。リベンジシリーズ5巻まで黒幕ポジションにいたバリメスに未来の知識を授けたりしていたケーテル族も登場。まぁその裏には『終局』本人が糸を引いていたわけで、当然ながらやはりユラシルたちの前に立ちはだかりましたね。ぶっちゃけますと、いや、こんなこと言ったらダメなのかも知れませんが───実はバズギーくんはこの8巻で退場する運びとなっておりました。つまり、ユラシルの目の前でバズギーは『終局』に取り込まれ、『終局』が完成してクライマックスへ向かっていく……そのつもりで進行していたのが裏話ですね。私は前からちょくちょく言っていますが、明らかに実力的に主人公たちに劣っているメインキャラが最後まで戦いに生き残るのは不自然と感じてしまう人間です。でも、やっぱり物語を書いて、キャラクターを書いていると情が移ってしまいます。これは私の別作品の話になりますが、死んだキャラクターが生き返るなんてご都合な展開には眉をひそめるのにやってしまう辺り非情になれないのかもしれませんね。どんな物語もハッピーエンドが一番。私自身バッドエンドはモヤモヤして好きではないですからね。 ……ですが、やはりどうにもならないことは現実として受け入れるしかないとも割り切っております。どうなろうとそれがユラシルたちの結末、物語の終着点です。不安にさせといてどうせハッピーエンドなんだろ？と思ったあなたも、まさかのバッドエンド？と思ったあなたも楽しめる作品にしたいと考えております。どんな結末かはご自身の目で。さあ、いよいよでございます。成長した子供たち、名実共に最強の大人たち、そして人類史上最強のユラシルの戦い、ご期待ください。9巻はユラシルたちがメインで進行していきますので楽しめると思います。 9巻公開はこれから準備に入りますのでしばしお待ちください。それでは皆様、決戦の時までお別れです。『究極リベンジタイム9』にてお会いしましょう！よければ8巻の感想、9巻への思い等のコメントお願いします！！励みになりますので！！

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