北風はやと

心地よい読み心地
初めてレビューさせて頂きます。うん、それだけ素敵な作品でした。 もう兎に角ね、次のページを捲らせる為のギミック、どうなるんだろうという読者の心理を心地よく擽るページ構成に、只々時間を忘れ読み耽ってしまいました。 冒頭なにやらピンチの主人公、教師から問い詰められていたのは片足を引きずっていたという目撃情報が決め手でしたが、それは限りなく特徴的であるのに読み流してくださいと言わんばかりにサラッと描写されている。此処、すごくよかったです。 もうね、あ〜絶対此処ポイントだろうなと疑わずにはいられなくなるんですよ。そう疑えば疑うほどに気になってページを進めてしまう。 そしてページを捲りやっぱり足がポイントであった時の作者様を仕留めてやったぜ感(笑)しかし仕留められていたのは自分であることに、この時まだ気付かされていない。 このシーンをサラッと描写したのは続くギミックを感づかせない為だったのでしょうか?そう疑ってしまうほどに持ち物検査の場面してやられました😄 持ち物検査をされる絶体絶命の場面、此処も若干の違和感がありました。ピンチを回避しているのに何故主人公はドキドキが治まっていないのか。ま~、その辺の心境は個々のメンタルの強さによって変わりますからね。持ち物検査が完全に終わった訳ではない状況ではそれもあるのかなと……ぐらいに。 しかし完読後、このシーンの心理描写に納得せずにはいられませんでした。そりゃあそうだよねって、やられたーチキショーってなりしたよ(笑) そんな冒頭小さなギミックも、物語中盤で暗示させた後半に掛けての大きなギミックも心地よくホイホイ掛かってしまい引き込まれずにはいられなかったです✨ 心温まるストーリーが、小説って、読書って良いよねという至福の余暇を引き出してくれるとても素晴らしい作品だと思いました。ありがとうございます。
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はやとさん、素敵なレビューを本当にありがとうございました!!✨ しかも初レビュー?! それも驚きましたが…光栄です! 「次のページを捲らせる為のギミック」 「どうなるんだろうという読者の心理を心地よく擽るページ構成」 などと褒めちぎって頂いてますが、プロットも書かない私… そこまで深く考えずにやってました。((・・;)) 「持ち物検査をされる絶体絶命の場面、此処も若干の違和感がありました。ピンチを回避しているのに何故主人公はドキドキが治まっていないのか」 ここは、読者様が 「ん?何かある?」と思ったものの、 「まぁ、いきなりの吊し上げだったから仕方ないよね」 って思い直す。 だから、何か
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