黄泉戸喫とあやかしの夜
アトリさんの小説は、短編とは思えぬドラマチックな展開にあふれています! 今回は、黄泉戸喫(黄泉の国※あの世のものを食べること)をキーワードに、あの世とこの世の狭間を描くあやかしものですが、ただの驚かしホラーじゃありません。 夏の夜、主人公のカケルが祭りで巻き込まれる冒頭シーンでは、読者までも彼岸の境を超えてしまったえも言われぬ不思議な世界へ足を踏み入れたよう。 読み進めると、カケルと一緒にあやかしの世界をさまようような体感を浴びます。 私はアトリさんの初期作の頃から応援しているのですが、この体感こそアトリさんの醍醐味かも。中でも特に、湿度が伝わってくる描写がたまらないです! そしてもう1つ。〈あちら側〉に精通したカケルの祖父が、何とも頼もしく愛らしい。ご老人を描くのが上手くて、魅力的です! ただの年寄りのテンプレではなく、人生の先輩としてカケルに助言し、大事な時には手を差し伸べてくれます。 うーん、小説好き(読むのも書くのも)としては、読み専になってしまいたくなる筆致です! 羨ましい!(笑) 未読のかたは、とにかくページを捲ってみて下さい! きっと体感できること間違いなしです。
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み、未苑さんー!!! そんなに良い話書いたかな……?って思わず自分の話を読み返してしましましたよおおお、ありがとうございます(´;ω;`)ウッ… なんか壮大なあらすじみたいになっちゃったかなぁ、とか、このおちでいいのかなぁとか考えてて「もう、いい!これ以上できーん!!」となって出した物語でした。 うおお。これは……めっちゃ励まされる、というか、わたしの話よんでくれなくていいからこの感想を人に読んでもらいたい!と、今、すごく思いました!! いつもありがとうございます。また、ぼちぼち書いていこうと思えました。 改めて、拙作をお読みいただきありがとうございました(●´ω`●)
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