えりりん

仁美と悠子が希望を持って歩んで行けそう。
元はと言えば、仁美のお父さんの浅はかな行動で、自分の家族や悠子、悠子のお母さんを傷つけてしまい、若かったとはいえ、償ってもその事実は変わりませんよね。 奥さんの気持ちもわかります。 娘の仁美にも、よけいな心配かけたり 気を遣わせたり、悠子にも。 お互いに姉妹だと周りに悟られないようにしていたけど、優しくてしっかり者の陽一の行動で、クラスメイトも少しずつ変わっていき、悠子も皆に守られてる、と感じ次第に強くなってきましたね。 子どもは非力だと思われがちですが、皆でまとまれば流れを変えることができるんですね。 あと、陽一が人は色んな一面を持っている、という事に気づいてからは、心が豊かになったのではないのかと思います。 子どもは、このようにして成長するんでしょうか。 そして、仁美と悠子が希望が持てそうな終わり方で気持ちも明るくなりました。 次は『水の行方』を読みたいと思います。
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