もずぽん

たいへん考えさせられるお話でした!
夫の愚かな浮気から妻は酷く傷つけられ、まわりが協力して、制裁を加えます。浮気相手と夫のさまは、これでもか、というほどで、浮気ものではなかったはずの男がどんどん落ちてゆくさまは、ある意味、見事(文章が)すぎて、感心するほどでした。興味を惹かれたのは、夫が何故、別人のように変化していったのか?そもそもがそういう面を持っていて、女の誘いによってその部分を無理やり引き出された、というのが恐らく正解に近いのでしょう。ではなぜ引き出されたのか?さまざまなストレスがたまり妻に出せなかった、のが理由の一つでしょう。夫婦の関係において深めなければならぬ部分を怠ったからこそ、とも言えます。他人同士が共に暮らしていくのは慣れればこなす事は出来ても、真の絆を深めてゆくには実は日々の努力が必須で、互いにキチンと普段から話し合えてないとできない事だ、とこの作品を読んでつくづく思いました。ばかしあいも、だましあいも、簡単ですが、そんな事をする暇があれば、互いに向き合う事、この難しい一大仕事を生涯かけて取り組まねばならぬのが、結婚なのだ、と考えさせられた作品でした。 良い作品をありがとうございました。応援しますね。続編(番外編?)もますます楽しんでいますし、これからも期待しております!
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もずぽんさん、レビューありがとうございます。 長文で構成されてるこの作品には、ギミックが適度に詰め込まれているのですが、そのひとつに良平と美羽・学と美羽の話し合いが比較しやすいようにほどこされています。 そこに着目していただけたことが、大変嬉しかったです。 良平と美羽のすれ違いのキッカケが妊娠という、夫婦にとって思いやりがなければならないハズのタイミングを無駄にしてしまったのは、やはりコミュニケーション不足からでしょうね。まぁ浮気相手があの春菜なので、良平が落ちなかったときは、無理強いされていたかもしれないんですが。 相沢が作中で伝えきれなかったところを、レビューで補完していただきまして、
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ご丁寧にお応えいただき、嬉しかったです。 レビューや感想はともすると書き手の意図を履き違える事もあり、また言う方は勝手です(笑)昔から『誰でもが批評家』とよく言われるように、感想をもち、それを書くのは、作品を作るよりずっと容易いものですよね。0から文や絵などを作り出すのは生みの苦しみを伴いますので、そこを分かった上で述べねば、と緊張します。 少しでも意図に沿うことができましたら、幸いです。 これからも頑張ってください。貴女様の煌めく文章は魅力的です💖
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