チャフ

はるかちゃんこんにちは! いつも私の作品を読んで下さりありがとうございます♪ 『この花言葉を、君に』173〜174ページ、夕紀と穂高くんの会話に出てくる「家」について補足です。 夕紀の家庭環境は複雑なのでややこしいのですが、あの家はもともと夕紀と血の繋がりのある「父親(戸籍上の父とは別人)」が、「皐月の母」と「皐月」を養う為に購入した中古物件でした。草木が生い茂り萌黄色が美しく映える庭があります。 「父親」と「皐月の母」が離婚をし、「皐月の母」の再婚相手となる「夕紀の父」と「夕紀」がこの家にやってきて3年間だけ4人家族で過ごしていました。 夕紀にとって、皐月の母に厳しく躾けられながらも温かな生活を送る事が出来ていた美しくも温かな空間は結果的に妹の「皐月」によって家の存在意義を壊されてしまったんです。 (血の繋がりを持たない「父」が流した涙も「母」が自分を長女として受け入れる葛藤をしていた気持ちも、自分が4人家族としての調和を保とうとしていた汗も、生まれながらにして住まう「皐月」という血の繋がった妹にとっては「男2人を簡単に連れ込んでしまう屋根のついた空間」でしかなかったのか……)現在の夕紀はこのような思いになっています。 この家は中古物件なので「建物の存在意義」は夕紀の考えとは別の次元のものであり、そもそも建造物と人の心は介入しないもの……だけれど人はどうしても「家」に愛の想いを重く乗っけてしまうものなんじゃないかなと作者の私は考えています。 夕紀の家族愛も皐月の異性愛も重くのしかかる「家」は取り壊される事が決まっており、夕紀がそこに立てる時間は限られています。 穂高くんは夕紀の話を聞くだけに留めているのですが……「はるかちゃんはとっても察しが良いなぁ」と169ページでのはるかちゃんのペコメを読んで感じちゃいました。 穂高くん……夕紀にはしゃべってないけど、知ってる内容あるんですよ。今の段階では夕紀に内緒にしている事があるんです……。 穂高くんが何を思いながら夕紀の話を聞いているのかにも注目して下さると嬉しいです。 今回も長文失礼しました。
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ちーちゃん、おはようございます^ ^ いつも丁寧に補足してくださりありがとうございます♡ 穂高くん!何か知っているのですね💦読ませてもらっていてうすうす「穂高くん、知っててもあえて言わずチャラくしてるんやないか?」と思っていましたが。。。 家は取り壊されても、記憶や想いは一生残りますもんね💦 どうなるんだろう。どこかで夕紀に明かされる日は来るのでしょうか。楽しみに読ませていただきます^ ^
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はるかちゃんおはようございます😃 穂高くんは基本的にそういう性格なんです。子どもの頃から察しが良く、正直にズバッと言ったら同級生に嫌われた経験がありますので「知ってるけど敢えて言わず相手の動きを待つ」「暗い雰囲気になりそうならチャラさで中和」といった行動を取りがちですね。 夕紀が色々知るのはもう少し後になります。楽しみに読んで下さると嬉しいです♪
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