内田リオノ

「サクラメント」 昨年より天草や島原へ行き少しでもその地の空気に触れれば何かしらの思いが湧き出るのではないかと思い出かけました。 元々天草四郎時貞なる人物よりも猫の額ほどの原城の本丸、二の丸、三の丸での戦、そして空堀などなどその狭い範囲で数万という人々が皆殺しにあったという事がどうしても信じられず結局二回その地を訪れる事になりました。そして二回めの旅で四郎は女の子だったと言う思いが沸々と溢れこの物語を書こうと思いました。当初は短編にするつもりでしたが書き始めるとどう言う訳かトキが訴えて来るのです。そしてようやくトキの思いに辿り着いた様な気がします。 「サクラメント」完結となりました。 拙い文章ながら多くの皆様方よりコメントやスター励みになります。 そして読んで頂きありがとうございました。
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