ともなり

超・妄想コンテスト『雨音』裏会場👑銀賞受賞作品
人より聴力に優れた少女が出会う不思議なお婆さんとの交流のお話。過敏な聴力ゆえ苦しんできた少女がやむなく雨宿りしたボロ屋敷、そこから始まるわくわくする展開は主人公のみならず読者の好奇心を駆り立て、秘密に踏み込んで行く高揚感と共に、心地良く描かれる様々な音色に子供の様に心躍らせる事でしょう。嵐の中で行われるダイナミックなまさに台風の日に飛び出す子供さながらのテンションで、まさに大人達が全く目もくれない物を宝物のように目を輝かせる様子には、幼い頃飛び回った時の事を思い出させられたりもしました。 ただ残念だったのが、冒頭で自らの聴力を否定的に捉え、それを使うことをかなり嫌っていた描写があったにもかからわず、まだイベントが起こる前に唐突に聞く事が楽しいとなってしまっていた事に違和感をかなり感じた事でした。
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銀賞ありがとうございます! いつもの事ながら、褒めていただける点がとても細かく、自分の作品をより好きになれる感想を下さるのでとても嬉しいです。 また、ご指摘の点ですが、読み返してみて「足りなかった点」が何なのかしっくり来ました。書いている時からずっと何かが足りないと思っていたので、今回このようなアドバイスをいただけてとても嬉しいです。最近は体調的に執筆が不調で、思うように書けない中でのこちらでの受賞でしたのでとても嬉しいです。これからもひとつひとつの作品を大切に、頑張っていきたいと思います! 改めて、ありがとうございました!
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何時も質の高い作品を寄せて下さいましてありがとうございます。ひのさんの作品は楽しみですので体調を優先して無理ない創作になさってくださいね。素晴らしい感性をお持ちですから活動自体がストレスになりませんように。
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