西 東

探偵物としては珍しい結末。
逆に現実主義の先野光介だったから、被害(こう表現して良いのかは悩ましいですが)がこの程度で終わったのではないのかとも考えてしまうラストでした。 同時に、背中がゾワゾワとする薄気味悪さもありますが。 実際の探偵も、こうした事があるのかも知れませんね。 探偵としては今一つの能力であるのに、当人の先野光介が自己肯定感を高く持っているからか不思議と嫌な人物にはならず、そのポリシーもあって滑稽に見える点には相変わらず笑ってしまいます。 原因究明の手立てがそれぞれであり、少しずつ答えに近づいて行くと見えながら、出てくる事実が一つ一つならばあり得ると頷けるのに俯瞰してまとめて見てみると不可解さを感じる辺りはとても不気味ですね。 原田翔太がサブになり彼の成長して行く姿も見えて、いつの間にか先野光介を超えて行くのではとも感じました。 マネージャさんの本名には驚きました。先に名前だけ伺って、後から当人と出会ったら軽くパニックになりそうです。
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感想、ありがとうございます。 毎度読んでいただいているので、シリーズを続けていくうえで、新たな「なにか」が必要だと思って書いています。 これまで名前のなかったマネージャの名前をつけたのも、その一つです。 「シティーハンター」のキャラクターで海坊主と呼ばれるごつい男の本名が伊集院隼人というギャップが面白くて、マネージャにも似合わない名前を考えてみました。 住宅建築については、友人の元大工職人にも助言をもらいました。 驚くほど遠くの現場までクルマを運転していき、現場を仕切る親方に怒鳴られながら仕事をするのは大変だな、と思いました。 死者の怨霊は、ホラーではよく登場する設定ですので、一度書い
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