こんばんは、はっとりです。 本日は岡本剛也さんの作品、『追放された名家の長男。ハズレスキルと**(NGワードに引っかかるため伏字)にされた【毒無効】スキルで最強へと昇り詰める(以下、「毒無効」と記述。「()」内ははっとり注)』についての所感です。 こんなとこで言ってないで感想欄で書いてこいや、という言葉が聞こえてきそうですが、ここでは主に【自分のため】に作品を分析する、という意味でアレコレ考えたことを書いていきたいと思っています。 なので、この報告のタイトルも「感想」とせず、あえて「所感」と別の言葉を使うこととします。 ★★ ★★ 以下、「毒無効」の内容を含みます。ご注意ください! ★★ ★★ さて。( 翁) 『毒無効』ですが、恥ずかしいことにこれが私にとっての「なろう系」で最初に呼んだ作品になります。 まず感じたのは、やはりネット上での「なろう系」の流行はすでに、「異世界転生」からは遠ざかってしまってるんだな、ということ。 ランキングをざっと眺めましたが、「転生」なんてもうほぼ見ない。 SNSで、既に書籍化されたものを辛うじて見るくらいです。 そして私が新作として構想している物語、この「転生」系なんですよね……もうムッチャ……(;翁) 読書がうまいこと進まない以上、同時並行で作っていくしかなかったとはいえ、今の時点であぶない気配がヒシヒシしているのはマズいなぁ。 そして「スキル」。 ゲームでいうステータス画面を、当然のように見ることができる世界観ですね。 何かそういうものを数値化してみることができる、というのをリクツつけて解説してくれるのかと思いきや、まったくそんなことはありません。 ドラゴンボールのスカウターと同じくらい、当たり前のようにステータスが数値化される。スキルが文字化される。 私はこれまで、ここにどうしても「リクツ」を求めてしまいがちでした。 例えば「ゲーム世界だから見れるんだよ」とか。 それをしっかり語らないとリアリティがなくて、読者は物語に没入してくれないんじゃないか……と考えていました。 逆ですね。 アレコレ語っている私の小説の読みにくいこと読みにくいこと。 逆に「毒無効」、20万字ほど読んでも全く、ただの1度も、文章に「ひっかかり」を覚えることがありませんでした。

この投稿に対するコメントはありません