哀音

※腐な内容です。 ご都合展開でさ、未来の恋人が現在軸に来ちゃうのめっちゃ可愛いなって妄想してた☺️ 湊(28)×琥珀(16) 出会った瞬間は湊だって事はわかるけどなんか雰囲気違くて戸惑う琥珀。 「え、え…?み、みな、?え?」 今よりも柔らかい感じで、でも色気凄くて顔真っ赤にしちゃう。 「あ?琥珀、か?」 「え、っと、…」 琥珀の制服姿見て、何歳くらいか察する湊。 「お前、こんなちっさかったか?ガリガリだし。折れちまいそう。」 もっと食えって言われて、驚いてる暇もなくそのまま腰抱かれてご飯屋さん連れてかれる。 「え、ちょ、み、湊っ!?」 ご飯食べて(食べさせられて)ようやく落ち着くと話をさせて貰える。 「ぇ、とあの、湊、だょ…ね?なんか、雰囲気…」 「ん?ああ。そうだ。細けぇことは分かんねえが俺は過去に飛ばされたらしい。多分この時代の10年後とかか?」 「じゅう、ねん、ご……」 衝撃の事実に固まっていると、テーブルの向かいに座っている湊が黙って頬杖ついてじーっとこっち見てくる。 「ぇ、…と…」 「マジで小動物みてぇ。こんなンだったか?」 反応に困っちゃってテーブルの上で手遊びしちゃうとその手を上から包み込まれて、甲を人差し指でツーってなぞられる。 「ぇっ、えっ…」 顔面真っ赤にしてあわあわしちゃう琥珀ちゃん。 「…。 よく男子校に三年間も通って食われなかったな。」 「へ…?ぇ、と、食わ…? ぼく、食べものじゃ…、」 そこまで言うと、ふは、って可笑しそうに笑う湊。その笑った顔は今とそんなに変わらない。 そういえば最初そっち方向のネタ何も知らなかったな、なんて笑いながら呟いて、握られてた手で今度は頭撫でられる。 「カワイーなってこと。」 目を細めて愛おしそうに見つめられて、心臓が喉から出そうな琥珀。 そこにたまたま湊(18)が通りかかって一悶着あると最高だよね。 最初知らない男に琥珀が口説かれてるくらいにしか思ってなくてしかも琥珀が満更でもなさそうな反応(赤面)してるから、声かける時からもうガチギレしてる湊(18)。(ここから区別のために未来軸の湊はカタカナ表記。会話文も『』表記) 二人が座ってるテーブルまで行って琥珀の腕掴むと立ち上がらせて、胸に抱き込むように琥珀の後頭部に手を回す。 「!?えっ、湊っ!?」 「気安く他人のモン触ってんじゃねぇぞテメェ…!」→(続)

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