雪乃かぜ

貪欲さ、裏切り、嫉妬に悪意。まさにガリバー旅行記のオマージュ作品。
豊富な資源を持つ豊かな国、ララパット王国。その王国は長い間、隣国であるブレフ帝国と敵対関係にあった。ある日、ララパットの岸辺に突如としてガリバーという名の巨人が漂流する。王国の第一王女であるピピはその巨人に興味を抱き、言葉を教え、次第に心を交わしていく。はたして王国の未来は、ピピの運命は、巨人の正体は──。スウィフトの「ガリバー旅行記」を題材に小人たちの目線で描かれた新たな物語。 打算と計略、裏切りに悪意。人間のいやらしさを風刺的に描いたガリバー旅行記らしさを見事にオマージュされた作品でした。登場人物のなかで唯一純粋無垢なピピが可愛らしくて、仁科さんらしい優しさを感じます。 とても完成度の高い素敵な作品でした。
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脳内で小人たちが立体機動装置で飛び回り、ガリバーの頸椎を切りつけにかかった時はどうなることかと思いましたが、ストーリーを無事着地させることができてよかったです(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠) 楽しい企画に参加させていただきありがとうございました(⁠✿⁠^⁠‿⁠^⁠)
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