吉田安寿

久しぶりの布さんワールド。堪能いたしました
完結お疲れさまでした。 久々の新作でしたけれども、ページをめくるたびにブランクを感じさせない布ポリスの世界(プロポリス?(違))が広がっていて、懐かしくもあり、通い慣れた馴染みのお店にいるような良い居心地がいたしました。相変わらず過不足がなく、読みやすい文章。布さん、さすがです。衰え知らずでございます。 そしてお許しください。 冒頭、印南さんのしゃべり方で、勝手におじさんorおじいちゃんだと思ってしまった私を……! 印南さん、魅力的なキャラですね。本当は真面目で一生懸命だけど、照れ屋でちょっと悪ぶったり、強がったり。でも根っこは正直だから、彼の言葉は読み手の心にまっすぐストンと届く。こんなこと言うと印南さんは「おうおうおうっ!」ってオットセイになっちゃうかもだけど、もうひたすら可愛かったです♡ 天音さんも真面目で一生懸命で、実は熱い人で、行き着くところは印南さんと同じところなんだけれども、なんていうかこう……まっすぐにも突き進めるけど、賢いがゆえに天邪鬼で、いろいろと多角的に考えつつ、敢えて遠回りしてみるタイプなのかな? と感じました。クライマックスのところではまんまと騙されたよ!(*ノωノ) そんな二人の背景には、やはり作者である布さんの存在を感じます。たぶん、お仕事中の布さんは天音さんタイプ、プライベートは印南さんタイプなんじゃないかな~と。おうおうおぅ! めっちゃいい男やんけ!(大興奮) もとい。 ストーリーや題材はシリアスで、とても読み応えがありました。ともすれば重たくなってしまいそうなところでも、布さんの絶妙なテクニックでヘビーにならない。お見事です。 マハーカーラを信奉する怪しげな新興宗教団体とは、果たしてどのくらいの規模なのか? 八雲さんのギフテッド能力、印南さん&天音さんの対極と見せかけて、根本は似ている(と思う)このコンビ。いろいろ気になる「引き」がいっぱいです。今作でも十分満足させていただきましたが、物語的にはまだ序章なのかな? 驚くと同時に大変ワクワクしております。 布さん、書き上げてくれてありがとう!
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宗教団体の正体、八雲の能力、アザラシとワオキツネザルのコンビの行く末。実はぜーんぶ知ってます(←オイ)🤣 書くという作業が久しぶりすぎて、プロローグの時点で七転八倒しました。書き直したいけど、でもこの物語の始まりはアレなので、書き直せないんです😟 最後まで読んでくださり、そして感想までお寄せくださり、舞い上がっております。鼻血出そうです。プロポリス詰めなきゃ(え?) ありがとうございました🥰
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あーっ!ごめんなさい! オットセイじゃない、アザラシだったね💦
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