雪乃かぜ

胸にこみ上げくる熱き思いは氷の心をも溶かす
海との連絡がとれなくなった。それは作家としての重責からか、描けない世界への焦燥からか。いずれにせよ公演初日まではあと一週間。演劇研究会のメンバーはみな、苛立ち、不安に脅える。四年生最後の舞台。それぞれの思いが交錯する。僕たちの未来は、夢は、希望はいったいなんなのか。何者でもない若者たちの心の葛藤を描く青春ヒューマンドラマ。 芝居と現実の入れ子構造となる心情描写に胸が打たれます。若き日の、あのなんとも言えない感情が蘇る心地でした。ありがとうございました✨️
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