では、昨日お知らせしたとおり、全てを話します。 本当に突然のカミングアウトになりますが、実は私 数年前に精神を病んで精神科閉鎖病棟に入院しました。 精神科では、常に二重の施錠が施された環境で、約4ヶ月間生活していました。 本当に、毎日がただ辛かったです。  精神科病棟は、「医療保護入院」や「強制入院」といって患者本人の同意がなくても、強制的に入院させることができます。 実際私も、その方法で入院させられました。 その後は、何度も看護師に「帰りたい」と訴え続けました。 でも、そこは閉鎖病棟。 帰り道はあるのに、扉が施錠されているため患者本人の意思では抜け出せません。  そして、私は「保護室」と呼ばれる部屋に入れられました。 そこは、簡易的なトイレがポツンとあるだけの、孤独な部屋でした。 食事は看護師が運んできて、小さな小窓から1つずつ渡してきました。 そんな病院食をおいしく感じるわけがなく、腹痛のふりをしても出してもらえませんでした。 常に監視カメラで見張られていて、「もう刑務所よりひどい」と何度も思いました。 患者の自由を奪い、監視しているなんて人権侵害だと訴えても、看護師はまともに話を聞こうとしません。 みなさんは看護師というと、優しいイメージがあるかもしれませんが、私はそのような印象は全くありません。 保護室に入れられ、気が狂ってしまい「どこでもドア」があれば帰れるのになぁ、と無意味なことも考えてしまうようになりました。  ですが、私はそれから嫌でも無理でも模範な患者を演じました。 まるで模範囚です。  しかしその結果、段階的に制限が解除され、数ヶ月で退院することができました。 でも、精神科にいたときの苦しみと辛さは、今でも忘れられません。 時には、精神科へ再入院となる夢を見ることもありました。 本当に恐怖でしかありません。 おかげで医療不信になり、病院に行くことはもちろん歯医者ですら怖くなってしまいました。  そしてこの出来事をきっかけに、私は1年ほど前に「精神科閉鎖病棟」をテーマとする小説をいくつか書きました。 しかしながら、あのころは語彙力などほとんどなかった私が、うまい小説を書ける由もありませんでした。 なので、このシリーズをもう一度書き始めようと思います。 「閉鎖病棟」シリーズを……。  ……こんな話で申しわけありませんでした。
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(´・ω・`)ひどいですね…
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 恥ずかしいながら、このような過去をずっと隠していました。 今ここに書き記すのも、涙が出るほど辛かったです……
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ひす子さんこんにちは。 いつも、いいね押してくださってありがとうございます。 さて、そんな私も保護室に3回入りました。 呼び出しボタン何度押しても誰も応答してくれません。 筋肉注射を打たれて強制的に眠らされていました。 その後閉鎖病棟→開放病棟を経て退院を14回繰り返しています。 まだ通院中です。 あそこは気が狂いそうになりますよね。 患者を閉じ込めてどうしたいのか…私も疑問でなりません。 なのでもう入院だけは断固として断っています。 また保護室に入れられたらたまりませんもの。 お辛い経験かと思いますが、小説にすることで どうか心の整理がつくことを祈っております。
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仕事柄、時々そういう所にもいきます。 糞尿がオムツからもれて太腿を伝っていても、決まった時間以外はオムツ交換もしない。 閉じ込められた空間の外からガラス越しに看守の様に見張る看護師たち。 少しでも厄介と思われたら容赦なく拘束される。 医療の発展だのなんだの言われても、こういう所は昭和から変わらないスタイルを目の当たりにします。 まあ、私もその現実を知りながら何もしていない大人の一人なんですけどね。
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絶縁した母が看護師、元カノも看護師、妻も看護師、そして私は医療関係の福祉職。 看護師なんてヒッャハー!!ですよ。 私にはとてもリアルな話として拝読させていただきました。
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 ご返信ありがとうございます。 少しでも、この現状を周知できたらなと思っております。

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