清十郎

短編作品の『初恋』読まさせていただきました。最後はほのぼのと優しい余韻が感じられる作品でした。 あの時代このような悲惨な人々、想いを遺して逝ってしまった人々、たくさんいたんだと思います。そして途中とてもドキドキしたのは、あまりにも愛しく恋しくそして寂しい少女がその愛しい人を自分の元へ連れてこよう、そんなことを思った時、とても心配になりました。しかし、それもあの当時の人々の偽らざる本音の想いだったのかもしれません。 しかし、最後の最後、その少女が恋い焦がれた優しいお兄さんは、少女が大空襲で亡くなった時と同じような時期、どこかも分からぬ南方の外地で亡くなっていたのです。しかし、魂魄なった少女はそのことがわからない。そして愛しい人に瓜二つのその子孫の方巡り合ってしまう。この人の命を自分のエゴで奪い去ってしまうのか?そんな心配をしました。 しかし、最後はこの少女がその人を助けてくれます。そして、その力には少女が本当に愛しく思っていたお兄さん、その青年のおじいさんの魂が、きっと少女のために、そして孫のために力を貸してくれたんだろう、そう信じたい。 子供好きだったおじいさん、きっとそれを孫の話を聞いて、おばあさんも安らかな気持ちでおじいさんの元へ旅立てたと思います。 いいお話でした。ありがとうございます。
1件・1件
清十郎さま 『初恋』を覗いていただき、またご感想をお寄せいただきありがとうございました✨ 実は、『初恋』は短編としては処女作なんです(≧∀≦) 今読み返すと拙い部分も多いのですが、思い入れは深く…✨ そんな作品にコメントを頂けてとても嬉しいです(*´ω`*) 励みになります! ありがとうございました☆
1件

/1ページ

1件