ともなり

超・妄想コンテスト『染まる』裏会場👑銅賞受賞作品
思いを寄せる相手の誕生日に手編みのマフラーを間に合わせようとする少女が出会う意外な人物とのやり取り。元気いっぱいで素直さに溢れる主人公は魅力的で、台詞ではなく行動で内面を描いているのには好感が持てました。どこか王道的な展開ではあるものの、度々挟まれるギミックが小気味良く、飽きさせずに読ませてくれました。不良とされる人物の不良要素が服装しかなく、ただの不器用ないい子になってしまっていたのは噂が広まっていると言う説得力に若干欠けていたので、不良というのはただの誤解でとか、あるいは本当に不良である場面を見せるなどしても良かったかなとも思いました。とは言え力を入れすぎてもまずい所でもあるので難しいですね。読み終わりもほっこりしていて、師匠が編んでいた毛糸はこれの明示だと腑に落ちるのも良かったです。
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コメントありがとうございます!なるほど……改稿時には師匠の掘り下げを意識してやってみようと思います、貴重なご意見ありがとうございました✨いいこだけど誤解されやすい、みたいなのは結構ありますよね…彼もきっとそのパターンです。
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不器用なのに手先が器用で可愛らしく思いましたw
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