雪乃かぜ

見えないものが見えて、また新たな差別が生まれた世界
誰もが念じれば手の中に“心珠”というものを浮かび上がらせることが出来るようになった世界。警察官のなぎはその“心珠”をめぐる事件やトラブルに日々、頭を抱えていた。そして、なぎの息子「陽乃」もまた、“心珠”に悩みを抱える子のひとり。苦悩を抱えながら生きる家族はやがて、ある事件に巻き込まれていく──。ファンタジー世界のなかで描かれる、生々しいリアル。家族のあり方について問う、親子愛のヒューマンドラマ。 “心珠”という非現実を、あたかも当たり前に存在する概念かのように描いていく本作の文章技術は脱帽の一言でした。一気に惹き込まれる世界観、夢中で読みふけってしまいます。キャラクター造形もしっかりしていて物語もとても味わい深い。素敵な作品をありがとうございました!
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レビューにコメントができることを忘れておりました。 お読み下さり、素敵なレビューまで、ありがとうございます。 「ピノッキオの冒険」が手に入らず、絵本のピノキオやウェブの情報を頼りに作品を考えました。 他の方も仰るような「原作から離れてしまった」感がわかる気がしました。 私も原作から逸脱してしまいましたもの。作品を書いた経緯とか、色々語りたいです。 とはいえ、お題に対して考えて書く良い機会になりました。 企画運営おつかれさまでした。 今後も楽しい企画がありましたら、また参加させて頂きたいです。
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逸脱するくらいのほうがむしろ楽しいと思います٩(ˊᗜˋ*)و” また是非ともよろしくお願いします!
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