深厚院

柿ノ木さん、こんばんは。 いつもご丁寧に返礼コメントを頂きまして、ありがとうございます。 「スキップしながら船を待つ」…タイトルだけでは予想だにしなかった叙情感溢れる感動的な作品でした。 この独創的な舞台設定にも感心させられましたが、作中のユーモレスクの曲に合わせて手拍子から練習する描写に臨場感があり、もしかしたら柿ノ木さんの実体験かなと想起しつつ、此方までスキップをしてみたくなる情景が見事に表現されていたと想います。 皆に揶揄され、泣きながら一心にスキップの特訓に勤しむ少年の健気な姿には、絶望感に苛まれた者の心にも眩しい光を感じさせる程の純粋な強さがある様に想え、主人公と共に少年の練習風景を見詰めている内に胸が熱くなりました… スキップをマスターした直後に迎えに来た船に、喜び勇んで飛んで行く少年の姿も微笑ましく、此方まで顔が綻びました(*^^*) 自分の目標を達成する迄、常世にすら渡らず一人黙々と頑張っていた少年の姿は、主人公の生涯を支える光となる様に想え、私の心にも忘れられない記憶として残るであろう素敵な作品だと感じ入る読後感でした。 失望から希望へと心模様の移り変わる様を目の当たりにする素晴らしい作品を拝読させて頂き、此方こそ本当にありがとうございました。 立春を迎えつつまだ寒い日々が続く時節ですが、柿ノ木さんも風邪等召されません様に、どうぞ暖かくしてお過ごし下さいませ。
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そこまで読み込んで深くご考察いただき、作者冥利に尽きます、本当に感謝です。 少しずつ春は近づいておりますがまだまだ寒さも厳しい折、深厚院さんもどうぞご自愛ください。 私もぼちぼちと次を書けるよう精進いたします。
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