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非能動的な告白を、君に
きわい
2023/2/4 14:47
「知らないこと」が「知れた」なら。
面白過ぎて一気に読み進めてしまいました。 まず蔵林の衝撃告白。セルフ同人誌はえぐ過ぎるでしょw ヤバい性癖が明らかになったと思ったら、もっとヤバいのは三日月でした。 彼をストーカーしていて「もうそれは知っている」と。 これを最初の1ページに全部ぶつけてくる衝撃たるや、ですw しかし、そんな彼女の一言「私の知らないことを告白して」。これがこの物語最大のテーマになるわけですね。ただ、彼の家を盗聴するくらいですから、それを告白できるようになるのは至難の業でしょう。いつしか学生生活も過ぎ去り、社会人になってもその関係は続いていきます。付き合っている蔵林も強いなほんと。 最後に漸くできた「告白」。 今思えば、恋心があったからこそ「知らないこと」を知りたかったんでしょうね。 「知らないこと」が「知れた」ことで、やっと恋人になれる。三日月はそれを深層心理で思っていたのではないかと。 途中の爆発シーンも相まって、笑いと驚き、緊張と余韻あらゆる感情を味わえる楽しい作品でした。 非常にクオリティの高い短編だと思います。 ありがとうございます!
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群青党支持者
2023/2/4 15:18
嬉しいご感想ありがとうございます!すっごくにやにやしながら読ませていただきました。 素晴らしい作品をたくさん書かれているきわい様のような方からのコメントが頂けて感涙です。頑張って書いたかいがありました(^^) 個人的にはラストの、蔵林くんが「何を」告白するか、というところのオチが少々手ぬるく、そもそも最初から予想できるような内容ではないのだろうかこれは。とか考えていて自信がなかったのですが、肯定的な意見をいただけてほっとしました。 こちらこそ、ありがとうございました!
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