私が初めて書いたハートウォーミングなショートストーリー『ユートピア』が⭐400達成しました! 読後も応援いただき、ありがとうございます☺️ https://estar.jp/page/info/congratulations/star/26033474?star=400 最近はコメディのショートが上の方に表示されてるせいなのか、コメディを読まれることが多いのですが、「笑い話にして乗り切る」以外の話もちゃんと書いてますよっ👍✨ 時には、人生で何が一番大切か、まっすぐ考えたりもします( • ̀ω•́ )✧ キリッ とはいえ、考えた上で、やっぱり「ユーモア」は、どうしようもない最悪の状況でも、最大の武器になるものだ、とも思ってます。 根拠は、私が好きな小説『サテュリコン』の作者、ペトロニウスの死に様です。 『サテュリコン』は世界最古の小説ともいわれている古代ローマ時代の小説なんですが、下ネタだらけのすごくお下劣な本なんです。作者ペトロニウスは、暴君ネロの側近で、粋な趣味人として知られた悪友のような人だったのですが、あるとき濡れ衣を着せられてネロから自殺を命じられてしまいます。 そのときのペトロニウスの対応がすごい。 手首を切って少しずつ血を流したまま、友人とくだらない笑い話をしつづけ、宴をもよおして愉悦のうちに死んだ、というのです。 暴君の命令にはあらがえず、死んだけれど、私はこのエピソードを聞いて、ペトロニウスは暴君ネロに勝った、と思うのです。 ただユーモアと粋という武器だけでも、ここまで抵抗できるのだ。──私はなんとなく事あるごとに、このエピソードをよく思い出します。 話がブレブレになりましたが、そんな私がふざけず、悪趣味にも走らず書いた、ピュアな話、『ユートピア』。 まだの方はぜひ、ご一読ください。 https://estar.jp/novels/26033474 おやすみ前のひととき、穏やかな気分になるのにぴったりな、10分ほどの小さなお話です。
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