ふゆき

黒い猫というお話をかつて書きました。 主人公は離れて暮らしていた父の訃報に迷いながら、お別れに行くお話でした。 じつは私にも先日、父の訃報が届きました。 関東の小さな町で一人暮らしをしていたようで、亡くなったのは昨年でしたが、都民税を滞納していた時期があったらしく、長女の私に承継義務があるがどうするか?という内容でした。 母を裏切り、家族に背を向けて好きに生きた人だったのに、最後の住所は単身者向けの小さなハイツで、督促の金額も僅かなものだったのに溜めていた所をみると裕福ではなかったと推測できて、なかなか切ない気持ちになりました。 相続はすべて放棄するつもりですが、春になったらお墓参りできるか聞いてみようと思ってます。 事実は小説より奇なりですね、ほんと。
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おつらかったですね……。 ふゆきさんのお心の内すべてを察することはできませんが……。 すべてを乗り越えてお墓参りをなさろうとする温かさに、ふゆきさんの物語の根底に流れる情を感じました。 本当に、ドラマのようなお話ですね……
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たかまさん ありがとうございます。 母が父の悪口を決して子供たちに聞かせなかったので、父を恨む気持ちが芽生えたことはないのですが、大人になって客観的に父のしたことを考えると、それはあかんわって思う事ばかりで呆れます。 父には相応の最期であったろうと思います。 それでもやはり、手を合わせてあげたい気持ちもあり、なかなか複雑です……。
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ふゆきさん、大変でしたね。 血がつながっていたら、必ず仲が良いとか、ありませんよね。
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千華さん、ありがとうございます。そうですよね、血縁者と拗れるのが一番大変ですもんね。
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なんとも、切ないですね。
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ちっちさん、切ないです。でもまあ行方不明で無縁仏になる可能性もあったと考えれば、まだマシかもと思ってます。
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