倉橋

蜜原ワールドとは何か②
 だがこの芸当は作者しか出来ないことである。  「書く」よりはまず「読む」という最小限の基本を習得していない人間が同じテーマに挑むことは危険である。  「ライトを書いた」とうそぶきながら「面白くない」「つまらない」「意味が分からない」の三拍子揃った「大人の作文」しか書けないだろう。   この作品が成功したのは蜜原氏だからこそであり、軽々しく模倣できるものではない。  だが逆にいえば、小説を書く場合のひとつの手本となり、この作品を出発点に自らの作品世界を構築することも可能だろう。  以前にも書いたが、男女共に楽しむことの出来る「思索するファンタジー」として最大限、賞賛させて頂きたい。
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 倉橋さん批評ありがとうございます!  未苑真哉さんと並べていただけるとはなんという光栄♪    それにしても未苑さん、わたし、と手強いですか?  たしかにわたしはもともと万人受けするようなものにはあまり惹かれませんが(自分で書くのも、プロ・アマ問わず小説など創作物全般も)、ただ、なにか頭のなかの回路がカチッと変わって、人外系の生徒が多い聖パルーシア学園の短編群を「ポップに」書こうと思ったのです。    なので、ラノベはおろか、エンターテインメントの作品でもないですよね。わたしの作品としてはライトかつポップなだけで。  世界観構築というのはかなり好きなのですよ……。  とくに聖パルーシアものが
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 蜜原さんの作品は行間が重要と思いますが充分読みこなしていません。未苑さんは最近の作品で云えばテクニックで読者を納得させる作風で、両者を読み比べるのも色々と勉強になり、喜んでいます。ありがとうございました。
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