今年でもう12年も経つのか… 街も人も何もかも変わった。 あの日から12年も自分が生きていると凄いなぁと思う。 「もし、発生時刻より先に帰宅していたら」 「もし、『逃げろ!』というあのたった一言がなかったら」 「出遅れて、斜面を登れなかったら」 様々なタイミングが違っていたら、押し寄せてきた土埃と共に瓦礫に巻き込まれていたのかもしれない。 母に会えなかったかもしれない。 ずっと周囲と馴染めず無気力だったが、あの時だけは『生きたい』『早く逃げないと!』という感情だけが身体を動かした。 今を生きているから、これからも頑張ろうと思える。 「あの時」に生かされたから今がある。 これから出逢う人達がきっともっと出てくるはずだから、だからもう少しだけ頑張ろうと思う。 仕事の頑張りを認めてくれる人 自分の小さな作品に興味深い考察や暖かい感想を言ってくれる人 沢山の作品の中から見つけ出してくれてしかも拙い文章を読んでくれた上に、「いいね」を押してくれた方々 疲弊しきった心を優しくも暖かく癒してくれる存在 笑いとドキドキをくれる推し 様々な支えで今を生きております。 ありがとうございます。
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