愛叶

涙無しでは読み切れない小説でした。
読み始めた時は、主人公の白夜が、さぁこれから高校生活が始まるんだと思っていた時にいきなり殺人事件に遭遇して始まる物語ってどんなんだろうとワクワクが止まりませんでした。 主人公の白夜が探偵の鈴夢と出会い、アシスタントにならないかのシーンでは、『参考人として話聞けばええやん』って心の中で突っ込んじゃいました。 さらに読み進めると、登場人物が多数でてきて、各々事件に関して重要な役割を担っていることが伝わってきました。登場人物それぞれにちょっとした物語があって、ただ事件を解決するだけでなく、ちょっとした物語に家族愛、友情、思い出、恋愛様々な要素も詰まっていて、ミステリーだけでなく、色んな系統も楽しめて、とても読み応えがありました。 詩音さんの書かれた小説はどれも、登場人物の外見や心情、どんな場所にいるのかなどが映像として頭に流れてきて、この小説でも映像が頭の中で流れて、私は登場人物に感情移入しながら読んでいたこともあり、中盤から終盤にかけて号泣し続けてました😭😭 読み終えてみると、犯人の意外性とエピローグで明かされる衝撃の事実、終盤では終始驚いてばかりでした。 長くなりましたが、こんな素晴らしい作品を書いてくださり、ありがとうございます。m(_ _)m これからも「狂花」だけでなく、他の作品も愛読させていただきます。無理のない程度に、頑張ってください!!
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温かい感想をありがとうございます。 映像として流れてくるとのこと、物書きとして大変嬉しい言葉です。ありがとうございます。 ミステリーにしたつもりが、ミステリー要素は事件解決の面しか無く、どちらかと言えばヒューマンドラマの要素がとても大きい作品です。 こんなに細かく読んでくださって、嬉しい限りです。ありがとうございました。 他の作品も読んでくださるとのこと、是非よろしくお願いいたします。 佐々波詩音

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