昭島瑛子

「思い出しキュン」という新しい概念
大輔さんと園子さんのラブストーリー。 それぞれのお話は短編公開時に読んでいるので二人の仲がどうなっていくかは知っているのですが、「ああ、そうだこうなるんだった!」「そうそう、こうなんだよな〜」と短編で読んだときを思い出しながら楽しませていただきました。 通して読んでみて、この作品で一番好きなメニュー(メニュー?)は「とろけてチョコレート」で園子さんが作るレモントリュフでした。 二人が過ごした夏の思い出も詰まっているのに甘いだけじゃない。器用じゃない大人の二人の関係を象徴するお菓子だなと改めて思いました。 そして今回書き下ろされた「トゥー・トゥー・スパイシー」では二人のゴールを見届けられて、呼ばれてないのにパーティーを覗いている気分になれました笑 『夏の海と脳の誤作動』は未読だったのですが、あとから読んで「あ〜、これも公開当時読んでいたらあのシーンでもっと感動できたのに!」とちょっぴり後悔しました。 日常の延長にある幸せにキュンとしてしまう物語でした。
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一番好きなメニュー!笑 一度読んだお話も改めてお楽しみいただけてよかったです。いつも昭島さんの反応に励まされています。昭島さんの感想を読んで、私はまたこの作品が好きになりました。ありがとうございました。
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先日Twitterで「男性視点が好き」と答えたのは大輔さんの影響もあるなと思いました。大輔さんから見た園子さんはかわいい! こちらこそほっこりする素敵な作品をありがとうございました。
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