【コメント】随分前に書かれた作品のようですが

死ぬまで愛して

随分前に書かれた作品のようですが

初めまして。 Twitterで偶然お見かけしてそこから拝読しました。ヒロインの飽くまで彼女としては冷静なモノローグや地方から出てきて生活する部分のリアリティは良いです。しかし、ストーリー全体として矛盾や破綻が目立ちます。まず、ヒロインをストーカーしていたはずの男性が全く出てこなくなる点に物語として違和感を覚えました(他の人物も目撃しているからこの男性は実在していますよね)。次にヒロインは大学に全く友人がいないと繰り返し語っていたはずなのに唐突にユウカという友人が出てくるのも矛盾しています。ヒロイン自身が気付かずにストーカーになる展開(『世にも奇妙な物語』の戸田恵梨香主演『ねえ、これ見て』とほぼ同じ展開)もいかにもありきたりな上に取ってつけたようで蛇足としか思えませんでした(大嶋さんは一応はヒロインとコミュニケーションを取って親切にしてますしね)。作者様としても数年も前に書かれた作品のようなので今さら感想欄に記すべきか迷いましたが、書く力のある方だとは感じましたので老婆心ながらお伝えします。