https://estar.jp/novels/25953328 実はJリーグもこよなく愛する明の息子です。草野球仲間にバレると『この裏切り者』と糾弾されたのちに多摩川に沈められるので、内緒で応援し続けているわけですが。 そんなJリーグが大改革を迎えるかもしれません。2月に開幕、12月に閉幕の『春秋制』から、夏以降に開幕、5~6月に試合を終える『秋春制』の導入を検討しているんだそうです。アジア各国の上位チームが競うチャンピオンズリーグの開催が『秋春制』に移行する見込みなので、それに合わせた動きなんだとか。 『秋春制』のメリットとしては、欧州リーグへの移籍が容易になるということ。 よくJリーグの選手がシーズン途中で急に欧州に行くことがありますよね? 欧州はだいたい『秋春制』なので、欧州のチームがシーズン最初から日本人選手を使いたいとしたらJリーグ開催中に引っこ抜くしかないんです。日本も『秋春制』になればこうした事態は避けられ、より移籍が簡単になります。 デメリットもあります。冬に試合をすると言っても、雪が多く降る地域のチームは大変です。 いちいちピッチを除雪することになります。ピッチが除雪できても観客席までは手が回りません。交通機関はマヒし、車での移動も困難。集客力も著しく下がります。そもそも、練習場所も雪で閉ざされます。 冬の期間は多雪地帯での試合を避けたとしても、該当するチームはアウェイ連戦+シーズン終盤の過密日程と闘わなければいけません。地域によって有利不利が大きすぎるのです。 これまで何度も検討され、そして見送られてきた『秋春制』。今回も賛否両論のなかで議論が進んでいます。Jリーグが今後どのような形で運営されるのか、注目です。
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