makoto

爽快感を味わえる逸品
こんにちは。騙された、のご縁で拝読いたしました。転校生の主人公の、不安と、少しの期待の描き方が素晴らしい小説だなと思いました。 とても文章が上手く、心理描写や会話劇がするりと入ってきます。両親や友人たち、短編にするにはかなりの人数が登場するのですが、各々がぽっと出た訳ではなく、深いバックボーンがありそうな描写がなされております。 肝心の「ひそひそ鬼」は大変楽しませていただきました。両親の不和か、と思わせるシーンはドキッとさせられます。 ネタバレにならない範囲で感想を書くと、「爽快感を味わえる」でした。 受賞おめでとうございます!
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makoto様 お読みいただき、感想をお寄せ下さりありがとうございます。 このお題はなかなか思い浮かばず、「ひそひそ鬼」の設定をまず考えて、そこから物語にしました。 「詐欺師は真実を少し混ぜて騙す」と聞いたことがあり、それを鬼に応用してみました。 鬼への疑心暗鬼が最後の爽快感に繋がればと思っていたので、それが成功したようで安心しました。 また、人物の背景描写について、そのように言っていただけとても嬉しいです。 嬉しい感想、ありがとうございました。
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