西 東

深い愛情と人の生き方。
何時かきっと近い将来に破綻してしまう危うさを予感させてしまうだけに悲壮感が深いですね。 登場人物全員がミドリを始め、カレンへの優しさに満ちているだけに後半から明らかにされて行く事実が痛々しく、同時に違和感があった部分も納得の理由があったと分かるに連れて心苦しくなります。 前半の朗らかさがあるからこそ引き立つ後半の重々しさは、果たして誰が悪いのかと言う犯人探しもできない展開だったので、こうした時の答えで正しい方法はあるのだろうかとも考えさせられました。 危うい綱渡りのロープはどんどん細くなっているのに、誰しもがカレンの朗らかさを守ろうとして重ねて行く繰り返しの行為が途切れる前に救いがあって欲しいですね。
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レビューありがとうございます。 いつか破綻する未来は確かにそうだなと思っています。 もしかしたら、カレンは本当は気づいているんじゃないかとも。それを受け入れたくないからこうしているんじゃないか。 そして彼女たちがいくつになるまでこれを続けるのか。 それを思うと辛いですよね。 なんかまた今回も暗い話でした笑 もうちょっと明るい話も書かないと。 またなんか考えてみますm(_ _)m
3件
時間薬の効かない展開ですからね。 それなのに時は経ちますから虚しさも感じます。 暗い話の方が得意なのですかね、喰ウ寝ルさんは。笑 明るいのも楽しみですよ。 最近はレジンやビーズで遊んでいて書くのさぼってますよ、私は。笑

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