お湯

綺麗な表現と壮大な想像力
あくまで僕が思った感想なので、的外れなことを書くかもしれないことを断っておきます。 木々などの表現は綺麗だし、大海原で双子と再会といったワタシの考えは想像力が膨らみました。しかし、前者は表現の使いまわしが過ぎるのと、後者は出会うのが少し早すぎと感じました。読者はワタシを通して双子の片方を想像しますが、イメージから形作られるはるか前にヒカリが登場してしまいます。そして、まことの光を感じているのはヒカリかも、とあったのはワタシとの対照として成り立っていたと思いましたが、ヒカリもリストカットしていたのでは似た者同士で終わります。 太陽や深海などの表現の壮大さは暗い現実とのギャップになり、主人公の青さや若さを引き立てます。この点は意図したものかはわかりませんが素晴らしいの一言に尽きます。 少し長くなりましたが、まとめると物語をもっと引き延ばすべきです。その長さに合わせて表現を壮大なものではなく落ち着いたものにすると、読者は主人公は大人に成長しているなと思うはずです。そして成長していく中でヒカリの明るさが私にとってどう影響していくのかを決めるのは作者さんに任せます。 続きを書いたならまた読ませてください。
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