猫山ことり

桜とともに舞い降りた想い
結婚式の彼女を見つめる主人公 あら、振られたのね?とか思いながら読んでいました。 でも奪ったはずの新郎を主人公は憎んでいません。 あいつは優しい奴だからとあえて支えてくれてありがとう的立場の自分を語ります。 強がりかな? でも高校時代の淡い初恋から、まさかの出来事を挟みラストへ急降下! こんなに待たせたんだから。 そういう主人公。 そして笑う彼女か好きという主人公。 俺は泣かせてばかりだから振られて当然という主人公。 待たせたんじゃないよ。 行けなかったんだよ。 本当は隣に居たかったんだよ、最後の最後に彼女を包んだ花びらは彼の両手となって愛する人を抱きしめます。涙雨のみぞれ混じりの桜吹雪になって。 きっと天からずっと彼は彼女を見守り続けるでしょう。 悲恋というよりも純愛です。 素敵なお話をありがとうございました。
1件・1件
猫山さん、感想をありがとうございます 本当は隣に居たかったんだよ、まさにその一言に尽きますね 読んで下さりありがとうございました!
1件

/1ページ

1件